行事日 : 2015年03月10日
粕谷校に通っている、A中学3年生の女子Bさんに、
都立高校入試を体験したときの、気持ちを聞いてみました。
後輩の皆さまに向けてのアドバイスです。
以下は、その記録をそのまま書き記しました。
私は、「受験勉強、頑張ったな。」という感覚はあまりありません。
勉強は、嫌だと思いながら取り組んだって身になりません。受験勉強は、
誰もが通る道だと、早々にあきらめるのがいいと・・・・。
勉強は誰のためでもなく自分のためで、
これからも、一生付きまとってくるものです。
嫌よ嫌よと避けて通り、後悔するのは自分です。
「受験はチームプレーだ。」とよく言います。
全くその通りだと感じました。
自分が受かれば、家族も、クラスメートもみんな喜んでくれます。
しかし、落ちてしまえば、応援してくれたみんなを悲しませてしまいます。
私は、受験勉強後半、「こんなにたくさんの人が応援してくれているのだからとても落ちることなどできないな。」と感じていました。
それは、プレッシャーでもあるけど、原動力にもなります。
勉強中も、「みんなこうやって勉強しているんだな。」と思うと、
緊張や焦りも少し解消されました。孤独な戦いは辛いです。
私の勉強スタイルは、「やりたい時にやりたいだけ、やりたいものをやる。
やりたくない時は、やらない。」といったものでした。
この方法の良し悪しは別として、私はこの方法で特にストレスも焦燥感も
感じることなく、のびのびと取り組むことが出来ました。
「やれる」とおもったときは、なりふり構わずやる。
気付いたら夜のご飯を食べていないとか、夜中とか良くありました。
逆に、やりたくない時は、ゲームやったり好きなことをやってました。
ずっと机に向かっているのは良くない。集中力がそがれました。
本番もそんな気を張る必要はないかと。
周りは全員バカだと思うと気が楽です。
私の場合、休憩時間には、翌日の学年末テストの勉強をしていました。
それでリラックスできた気もします。
とりあえず、気ままにやればいいんじゃないかなと。
私の場合、高望みしなかったからかも知れませんが、
ガリ勉になったって得点率は上がりません。
月並ですが、やはり「コツコツていねいに」が一番の近道だと思います。